●授業へのIT活用の第一歩 ワイヤレス&ポータブルプロジェクター活用サイト (2007年07月13日)
ワイヤレス&ポータブルタイプのプロジェクターをもっと活用しよう!というプロジェクトを推進しているサイトがあります。IT機器の操作は苦手…という先生の体験談が実例として紹介されていますよ。
ワイヤレス&ポータブルプロジェクター活用プロジェクト報告サイトとしてリニューアルしましたプロジェクトチームの研究によると、ITに苦手意識を持つ年配の教員でも、プロジェクターや実物投影機の操作は問題なくこなせるということがわかりました。
しかし従来のプロジェクターは、設置や片づけが面倒、操作にかかりきりになるため教室の様子を見ることができない、という欠点がありました。そこで、このプロジェクトでは、手軽に使えて、授業をわかりやすくするための、「プロジェクターの条件」や、実際に授業に活用されている様子が紹介されています。
「使える」プロジェクターの条件とキーワードは以下のようなものです。
1.機器操作のために教師の動きが制限されないこと→「ワイヤレス」
2.準備に時間がかからないこと→「ボタンの数」
3.電気を消したり暗幕を引かずに使えること→「明るさ」
実際に使ってみたという小学校の先生の体験談によると、ノートの書き方は口頭で説明するよりも、プロジェクターで見せれば、すぐに理解できるということです。また、これまで使っていた模造紙やOHPの教材に比べて、保管のしやすさ、くりかえし使えるという利点があります。ワイヤレスなので配線の必要がなく、準備・片づけが楽にできるようです。
ノートの取り方をプロジェクターで指導
その他にも、体育館や校外での発表に使った例、子ども達の発表や話し合いに使われた例など、多数の実用例がありました。
目で見てわかる、ということが、特に小学校低学年の授業には大きな利点になりそうです。導入して、授業の理解度に変化があったか、などのリサーチも見てみたいですね。
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投稿者 kksblog : 2007年07月13日 02:09