●平成18年度 第7回 全国ユースフォーラム<報告書> 文部科学省 (2007年07月06日)
文部科学省のサイトに、平成18年度の全国ユースフォーラムの報告書が掲載されました。
・平成18年度 第7回 全国ユースフォーラム<報告書> —考える→行動へ—
ユースフォーラムとは、高校生世代の若者たちが中心になって意見交換や討論をする場です。全国から集まった同世代の人たちと、与えられたテーマについて話し合うことを通じて「自らが社会の一員として役割をになう世代である」ことへの自覚を高めることがねらいとなっています。
そのためにも、会の運営は、高校生で構成された実行委員会が、OBたちの助けを受けながら行っています。 第7回目となるこの年のメインテーマは「“考える→行動へ”」。全国から約300人の若者が参加しました。自分たちにとって身近な問題から、グローバルな問題、さらに、これからの人生を見つめる内容など、多彩なテーマを15の分科会に分かれて、熱心な議論を行いました。
各分科会のテーマは以下のようになっています。
第1分科会 本当の友だちって何だろう?
第2分科会 家族のあり方
第3分科会 あなたにとってボランティアって?
第4分科会 今、小さな一歩を世界のために
第5分科会 平和の定義って何?
第6分科会 本当に学びたいことって何だろう?
第7分科会 一生懸命生きること
第8分科会 日本らしさってナンダ
第9分科会 環境に対する意識を変えよう
第10分科会 どうして「犯罪」はおきるのか
第11分科会 これからのメディアについて考えよう
第12分科会 もっと健康になろう
第13分科会 何のために「働く」の?
第14分科会 普段使っている「コトバ」について考える
第15分科会 今の政治に求めるもの
大人の視点から見ると、「若い」「青い」意見が多いようにも見えますが、逆に言えば「素直」であり、本質をついているともいえます。議論を進めていくなかで、新たな疑問が生まれたり、正しいと思っていたことに危うさを発見したりと、ふだんの仲の良い友だち同士のおしゃべりだけでは気付かなかったことも多かったのではないでしょうか。
これらのテーマをディベートの題材にしたり、議論の内容をそのまま読むことで、社会問題について考えるきっかけづくりにしたりと、この報告書を生かせる場がいろいろと考えられそうですね。
分科会の様子 熱のこもった議論が繰り広げられています
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投稿者 kksblog : 2007年07月06日 03:37