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父親が「自分の昔話」をよくする家の子どもは成績が良い? 学研調査 (2007年06月05日)

学研教育総合研究所の報告書によれば、父子が行う会話で「自分の昔話」が話題になることが多い家の子どもは、成績が良いという傾向があるようです。

memories

逆に、「テレビ」「天気」などの会話が多かった家では、子どもの成績が下がる傾向にあるとのこと。

この報告書の元になっているのは、「父親と家庭教育に関する調査」。父親の置かれている状況や、子どもに対する行動が、子どもにどういった影響を与えるかということを、アンケート形式で調べたものです。全体的には、70%以上の父親がほぼ毎日子どもと一緒にご飯を食べている、35%以上の父親がほぼ毎日子どもの勉強を見ている、と父親と子どもとの関係はかなり緊密になってきているという結果がでました。

そんな中で、どういったタイプのコミュニケーションが子どもの成績や性格形成、態度形成に影響を及ぼすかということをクロス集計で見ていった結果のひとつが、冒頭の話。また、それ以外にも、お金の使い方など社会のこと、ひもの結び方など生活のことなど、幅広く父親と会話している子ほど成績が良い、という傾向があるようです。

サンプル数が300前後で少なすぎることや、家計の収入を数量で分類していないなど、調査設計上の問題点もあり、タイトル言い切るにはより詳細な追加調査が必要でしょう。しかし、多岐にわたるコミュニケーションが子どもに良い影響を及ぼすという、常識的に大切だと思われることが実際に大切だった、ということが調査で実証されたことは、とても大切なことだと思われます。

トピックス 親子関係 学研教育総合研究所|学研



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投稿者 kksblog : 2007年06月05日 13:20


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