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メガスターの500万の星をブラウザ上に再現しつくす「MEGASTAR ONLINE」 (2007年06月19日)

500万の星を映し出せるプラネタリウム「メガスター」の映像をウェブ上で見られるサイトが、テストオープンしています。現在はベータ版で、いくつか足りない機能があるものの、完成すると一般的なプラネタリウムの主要機能はすべて盛り込まれるようです。

megastar07061901.jpg

メガスターオンライン(ベータ版)

季節、時間、場所、ズーム、角度などを指定すると、その時間、その場所からみた星空をブラウザ上に映し出してくれます。


こういうのは言葉で説明するよりも画面を見てもらったほうがわかりやすいですよね。

メガスターオンラインの標準的な画面
megastar07061902.jpg



これだけの要素が指定できます(現在、LineとIllustは使えません)
megastar07061903.jpg



日本地図から観測場所を指定できます。最南端、最北端、最西端、最東端という指定ができるあたり、星空好きの心を揺さぶります
megastar07061904.jpg



Cameraの倍率を上げていくと、どんどんズームしていきます。

「1倍」
megastar07061905.jpg


「2倍」
megastar07061905.jpg


「3倍」
megastar07061905.jpg



これが、学校の教材として使えるとよいんですけど・・・。「けど・・・」というのはクオリティはすごいんです。すごいだけに、実はとっても処理がおもい(ベータ版という理由もあるかもしれません)。結構性能の高いPCでないと厳しい。学校でこどもに見せたい先生は、ご自分のPCを持っていったほうが良いと思います。

このコンテンツの開発元は、メガスターを開発した大平貴之さんの会社「大平技研」。マイクロソフトの3Dグラフィックス表示技術であるWPFをつかって、ブラウザ上でメガスターの星空を表示しています。「さまざまな土地で見える本物の星空をいち早く再現する事により、本物の星空体験とプラネタリウムをつなぐ世界に類を見ないWebプラットフォームである」としています。

将来的には、現在使えない星座や星座名などの表示や、日本以外からの星空を見られる機能などがつけられる予定になっています。そのほかにも「オンライン体験、配信機能が順次、公開されていく予定である」とのこと。どういう機能かは解りませんが、実際の夜空を観察しながら、ウェブ上の夜空で星座を確かめたり、気になる星の名前や特徴などが見られたり、地球の裏側の星空を確かめられたりするようになってくるんでしょうかね。夏に向けて、星空観察がさらに楽しくなりそうです。


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投稿者 kksblog : 2007年06月19日 05:49


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