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中学生が隠岐の島PR 第6回修学旅行ホームページコンテスト (2007年04月20日)

表彰を受ける西郷中・谷口桂介校長(左) 海外へ行く学校や農産地域での体験学習など、近年ますます多様化する修学旅行。3月、 修学旅行の良い事例を収集し、インターネットを通して全国へ紹介する「第6回修学旅行ホームページコンクール」 (主催 財団法人全国修学旅行研究協会)の表彰式が、九段会館(東京)で開催され、文部科学大臣奨励賞 (第6回修学旅行ホームページコンクール大賞)を受賞した隠岐の島町立西郷中学校(島根県)のほか、神奈川県立相模原高等学校 (高等学校部門優秀賞)、横浜市立千秀小学校(小学校部門優秀賞)へ賞状と副賞が授与された。

◇                ◇

 挨拶に立った文部科学省・倉見昇一氏(初等中等教育局児童生徒課課長補佐)は「修学旅行も教育活動の一環なので、 多様化する傾向は喜ばしいが、狙いを忘れずに子どもたちが旅行を通じて学ぶものを明確にして欲しい。 受賞校HPは旅行の狙いとサイトのビジュアルのバランスがよく取れていた」と語った。

 大賞を受賞した隠岐の島町立西郷中学校では昨年9月、中学2年生64名が3泊4日の日程で京阪神へ出発した。 大阪では町の観光産業の低迷を打開するため、「隠岐の島旅行プラン作成チーム」「観光ポスター製作チーム」「観光PR活動計画チーム」 の3チームに分かれ観光PRを実施、また早朝座禅を行ったり高層ビルでの食事など、日ごろ町ではできないプログラムを取り入れた。

 同校校長・谷口桂介先生は「直径20㎞、人口1700人という小さな島なので、人前で話をする能力の育成に力を入れている。 子どもたちにとって受賞したことは自信になる。また一生懸命取り組めば認められることがわかったと思う」と喜びを語った。

 「旅行中の速報や保護者からのメッセージ版設置などHPがよく活用されている。旅行の狙い・ 目的が明確で面白くHPの見せ方にも工夫がある。地元のPRの目的や生徒の参加がはっきり示され、生徒の活動が自信に満ちている」 点などが評価されての受賞。

 同校の修学旅行では、旅行の様子をその日のうちにPCと携帯電話のサイトで発信したり、 生徒の安全対策に携帯電話を用いた位置情報検索システムを導入するなど、情報機器も効果的に活用されていた。

 【関連サイト】隠岐の島町立西郷中学校
 【関連サイト】受賞校一覧・講評など (修学旅行ホームページコンクール実行委員会)



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投稿者 kksblog : 2007年04月20日 14:05


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