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何者にもなりたくない日本の小学生、何者にもさせたくない日本の両親 (2007年03月14日)

日本青少年研究所は「小学生の生活習慣に関する調査」と題し、東京・北京・ソウルの3都市の小学生と保護者に生活習慣の調査を行った。北京・ソウルと比較して、どんな人間になりたいという希望をあまり持ってない小学生と、生活の規律についてあまり口うるさく言わない両親の姿が浮かび上がってきた。

この調査では小学生に対し、「あなたはどのような人間になりたいですか」とたずねている。「人の気持ちがわかる人間になりたい」「人の役に立つ人間になりたい」という17の小設問に対し、4段階で当てはまるところに○をつける方式だ。東京の小学生は「そう思う」の割合が総じて低い。ソウルの小学生より「そう思う」が高かったのは、「自分の気持ちに正直な人間になりたい」「人に信頼される人間になりたい」の2項目のみ。北京の小学生より「そう思う」の割合が高い項目はひとつもなかった。

また、親が普段どのようなことを言うかも「早く宿題をしなさい」「早く寝なさい」など23の小設問に対し、3段階でたずねている。北京とくらべ、東京の親が「よく言う」項目は「早く起きなさい、学校に遅れますよ」だけだった。北京の小学生は7時前に90%近くが起きており、人に起こされないで起きる割合も高いため、言われることが少ないのだと考えられる。ソウルの親より「よく言う」項目はひとつもない。

小学生の生活習慣に関する調査



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投稿者 kksblog : 2007年03月14日 08:59


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