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「KKSブログニュース2006年」のアクセストップ10を見て、今年一年を振り返る (2006年12月27日)

今年最後のPick it Upは「KKSブログニュース2006年のアクセストップ10を見て、今年一年を振り返る」。 2006年のアクセストップ10を発表しつつ、今年1年を振り返ってみようという、実にオリジナリティあふれる、斬新な企画記事でございます。 今年のトップ10はこちら。

 

1 図解で考える方法 魚骨図 
2 500種類の自分の未来~職業情報データベース「キャリアマトリックス」 
3 何かと話題の「教師の給料」平均はなんぼ? 学校教員統計調査 
4 守るためのゼロ・トレランス/向上するためのゼロ・トレランス 
5 ジョハリの窓から体験型学習プログラムの構築法を考える 
6 時間の価値を理解する 
7 理科の教育に使える、でっかいフラッシュ 
8 NHKの教育映像3000本が無料配布 [オアシス協議会] 
9 読解力向上委員会で考える PISA調査(読解力)の結果に対する文科省の答え 
10 教員は、つぶしが利くか? キャリア・マトリックスで調べてみる 

 

 

1: 図解で考える方法 魚骨図
意外でした。皆様、図解ってそんなに好きですか? まあ、でも、図解って数パターン知ってると、ものすごく便利でもありますよね。授業の板書や、 生徒の思考促進にも役立つし。そのうち図解を網羅した「図解まとめ」シリーズでもやろうと思います。

2: 500種類の自分の未来~職業情報データベース「キャリアマトリックス」
これは、発表日に記事にしたんですよね。たぶん日本のマスメディアでは最速だったと思います。その後、いろいろな教育関連の他メディアさんが、 こぞって取り上げてはりました。「なんだ、KKSったら結構影響力あるんじゃん」と榊原が勘違いを起こし、 ブログ記事ラインナップがさらにマイナー路線に突っ走るきっかけとなった記事。

3: 何かと話題の「教師の給料」平均はなんぼ? 学校教員統計調査
まあ、お金はだいじですしね。聖職(プロフェッション)を標榜するでもなく、「単なる職業のひとつだよ」と悪びれるでもなく、 違う道を歩めないかなと思います。

4: 守るためのゼロ・トレランス/向上するためのゼロ・トレランス
ちょうど、ゼロ・トレランスが話題になり始めた頃に書いた記事ですね。この記事を書いた後、各地の教委の主催するセミナーやシンポジウムでゼロ・ トレランスが取り上げられているのを見かけました。時流に乗って上の方に。ここで述べた考えは、基本的に今でも変わってないです。物事や手法は、守るためにやったり、 決まりだからやるものではありません。向上するためにやるべきです。

5: ジョハリの窓から体験型学習プログラムの構築法を考える
ちょっと高度な内容ですね。正直、ウン万円払うようなグループワークのワークショップでも、 ここまで理論だてて詳細に教えてくれることは、ほとんど無いと思います。せいぜいジョハリの窓を紹介しておしまいじゃないかな。 そういう意味では、一番お得感の高いコンテンツかも。ただ、グループワークの価値というのは、体験することにありますから。 ウン万円を何回も払って、初めて体得できることって確かにあるんですよね。これが。とはいえ、 ここに書いてあることを頭の中に入れておくだけでも、グループワークの運用・内容・成果が全く違うものになることは請け合っときます。

6: 時間の価値を理解する
もともとはチェーンメール。それにしてもいい内容だったので、紹介しました。ただ、これとは違う価値観があることも忘れてはいけないと思います。 例えば「そもそも、時を計測するのは精神的にまずしい」という考え方だってできる訳です。あと「時間って何? それ美味しいの?」とか。

7: 理科の教育に使える、でっかいフラッシュ
この後、 「社会の教育に使える、ほどほどにでっかい地図フラッシュ」というのも作り、こちらも好評でした。実を言うと、 次のねたも溜まっているので、ほとぼりが冷めたら、またやろうと思います。にしても、こういうのを見ると、世界って広いよ、と思いますね。 まだまだ知らない事だらけです。

8: NHKの教育映像3000本が無料配布 [オアシス協議会]
このあたりの試みは、ヨーロッパが強いですね。オアシス協議会の試みは学校だけですが、 ネットで国営放送の内容を完全開放してしまっている国もあります。全世界に無料配布。麻生現外相の言う文化外交を地で行ってます。 正直、それくらいの強さが欲しいなあとも思ったり。NHKのコンテンツなら、海外のものと比べたって、全然見劣りしないだろうし。

9: 読解力向上委員会で考える PISA調査(読解力)の結果に対する文科省の答え
昨年から今年にかけての大問題のひとつでしたね。PISA調査を受け、いろいろなものが走った一年だったと思います。衝撃だったり、 迷いだったり。

10:教員は、 つぶしが利くか? キャリア・マトリックスで調べてみる
2つも記事がランクインしてしまったキャリア・マトリックス。どれだけ受けがよかったんだ、と突っ込みを入れてしまいたい。 それだけキャリア教育が一般的なものに成ってきたんでしょうね。

(榊原)



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投稿者 kksblog : 2006年12月27日 13:11


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