●「大学の学びガイドブック」~進路相談の新しいツールとして活用 (2006年08月22日)
大学全入時代を迎え、「何となく大学進学」という声を多く耳にする。入学後、
大学への理想と現実とのギャップに苦しみつつ、4年間を過ごしてしまう人も少なくない。 そんななか、東京経済大学が「大学へなぜ行くのか」
「高校との学びの違いは」など大学進学に関する素朴な疑問に答える『大学の学びガイドブック』を今年4月に発刊した。
この冊子は、右開きの「これだけ知っていれば迷わない~基礎篇」と、左開きの「東くんと経子さんの学部選び物語~学部篇」
のリバーシブル装丁となっている。基礎篇は大学と高校との時間割の違い・大学用語・友達作りなどで構成され、
学部篇は高校生の男女が登場する物語仕立てで、理系と文系、学問系統といった専攻分野についての解説となっている。大学PR色は抑えられ、
高校での個別進路相談や総合的学習の時間など、広い意味で「大学」を理解するために活用できそうだ。
制作に携わった関沢英彦教授は「物語風にすることで無理なく大学について考えてもらえるようにしたこと、
学部選びなど学問系統に関する内容とキャンパスライフに関する内容と2面を持った冊子にしたこと」を工夫した大きな点と話す。特に、
物語風にした内容に対しては「『学部がよくわからない』という声を聞いていたので、『○○学』
と一口に言ってもいろいろな方向性があるというようなことを提示しました」と、学部選びの際に一役を買いそうだ。
問合せ=東京経済大学広報課042・328・7900
東京経済大学
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投稿者 kksblog : 2006年08月22日 15:56
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