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習熟度↓ほど、勉強の理由義務感↑「勉強をしないと家の人に怒られる」 (2005年11月30日)

文科省は、6月に行なわれた義務教育に関する評価と期待や、子どもの家庭での生活状況等に関する質問紙調査の結果を報告書としてまとめた。

この調査は、中央教育審議会の義務教育改革に係る審議の検討資料とされたもの。全国の小・中学生、保護者、小・中学校教員、小・中学校評議員、都道府県及び市区町村の教育長と首長を対象に、義務教育に関する評価と期待や、子どもの家庭での生活状況等に関する質問をおこなっている。

調査結果自体は6月に公表されていたが、改めてみると、面白い傾向が散見される。

(保護者)
・小中一貫校に関しては「賛成」「まあ賛成」あわせて30%前後
・「フリースクールを義務教育として認めるべき」が過半数を超えている。
・義務教育の満足度にかかわらず、免許更新制「賛成」「まあ賛成」60%以上

(首長)
・習熟度別の授業導入「賛成」「まあ賛成」の度合いは、市町村規模が大きくなるほど、大きくなる傾向にある
・優れた実践を行なった授業の優遇「賛成」「まあ賛成」の度合いは、市町村規模が大きくなるほど、大きくなる傾向にある

(こども)
勉強に対する習熟度が低いほど、勉強をする理由が「勉強をしないと家の人に怒られるから」と義務感によるものになる

(評議員)
評議員活動を熱心に行なっている人ほど、学校の取り組みや教員に対して好意的な評価を行なう

「義務教育に関する意識調査」結果について



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投稿者 kksblog : 2005年11月30日 13:49


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