コンピューター教室で授業支援ソフトを利用する際、画面転送やリモート機能等をそれぞれ単独で利用するよりも、各機能を併用し複合的に利用する方が、より効果的に授業の流れに組み込め、各機能の効果を最大限に引き出せる。MasterEyeでは各機能を併用する際にも抜群の操作性を発揮する。画面転送と画面ロック機能を併用すれば、画面ロックで生徒の注意をPC画面上に集中させた上で、ロック画面に重ねて画面転送を行える。画面ロック機能のみを単独で解除する事も可能なので、転送状態を保ったまま生徒は作業を行える。
リモートと画面転送機能を併用すれば、リモート状態の生徒PC画面を他の全ての生徒に中継可能であり、模範例等の提示や発表等に利用できる。リモートとカメラ機能を併用すれば、リモート状態の生徒PC画面をキャプチャーできる。
又、キャプチャーした生徒PC画面は、他の生徒に一覧で表示する事が可能なので、生徒は授業中に取り上げられた複数の模範例を授業中、随時再閲覧する事ができる。プレゼン機能は単独で動作する為、画面転送やリモート、カメラ機能等と随時併用可能である。
画面転送やリモート機能と併用すれば、説明箇所の強調等が簡単に行え、画面転送して課題説明を行うという基本的な授業の流れをより解りやすく行える。又、プレゼン機能で加工した画面はカメラ機能を利用してJPEG形式等で保存しておく事も可能である。
機能併用をスムーズに行う為には、各機能の操作性が重要になるが、MasterEyeでは、各機能の操作性の良さが機能併用時にも生かされている。
【2004年11月6日号】