コンピュータ教室での授業において、生徒に授業課題の電子ファイルを配布するという光景が良く見られるが、そこで問題となってくるのはファイルをどの様に配布するかである。
生徒が個別にサーバーからファイルをダウンロードしてくる事も一つの方法であるが、短い授業時間の中でダウンロードの為に貴重な時間を取られるのは合理的とは言えない。
MasterEyeにはファイルを先生から生徒に一斉又は個別に配布・回収する機能や、様々な附随機能が用意されている。
まずファイル配布はメッセージに添付して配信するという形式で行われ、複数のファイルを同時添付する事もできる。
配布されたファイルは、生徒用PCの専用フォルダに自動的に格納されるが、生徒は自動的に表示される専用の受信ウインドウからファイル名をダブルクリックするだけでファイルを開く事ができる。
授業後、加工されたファイルは生徒用PCから回収可能であり、回収時に生徒用PCから削除するか否かの選択もできる。
又、MasterEyeには簡単な意識調査や確認テストに利用できるアンケート機能が標準で装備されている。アンケートは質問文と選択肢という形式で構成され、専用の作成ツールで簡単に作成する事ができ、結果はリアルタイムに統計表示される。
授業の満足度調査を行う為の定型フォーマットも用意され、生徒は随時満足度に関する回答を変更出来るので、満足度の変化をリアルタイムに確認できる。
【2004年9月4日号】