私学特集・特色ある私学経営
大学進学率とブロードバンド
私学アンケートより
本紙では、全国の私立学校500校をランダム抽出して調査用紙を送り、「学校の独自性アピール」についてアンケート調査。107校から回答を得た。前回の7月号に続き、アンケート結果を紹介する。
生徒募集において、「現在強調」している割合が最も高いものは、第一位「大学進学率」73%、第二位「クラブ活動」68%、第三位「生活指導」66%、第四位「教室環境(施設)」62%、第五位「ネイティブ(語学)教師」58%、と続いた。
一方、「授業料(額・納入制度)」や「奨学金制度の充実」、「教師数(生徒数/教師数)」を強調している割合は、それぞれ17%、38%、27%と低かった。
また、IT関係では、「インターネット利用環境」は、「ブロードバンド」が94%と最も割合が高く、「ダイアルアップ」5%、「導入していない」1%だった。「導入済みのソフトウェア」(複数回答)は、「ホームページ作成ソフト」が79と断突で、次いで「ユーティリティソフト」38、「教科コンテンツ」37、「教材データベース」26、「シミュレーション」13と続いた。
【2004年8月7日号】