年頭ごあいさつ 都道府県教育長

未来を創る「とちぎ人」の育成 栃木県教育委員会教育長・宇田 貞夫

栃木県教育委員会教育長・宇田 貞夫

本県では、「栃木県教育振興基本計画2020−教育ビジョンとちぎ−」に掲げた「とちぎから世界を見つめ 地域とつながり 未来に向かってともに歩み続ける人間を育てます」の基本理念に基づき、子供たちに必要な資質・能力を育むための各種施策を推進しております。特に、地域全体で支える環境を整えるとともに、「とちぎの高校生『じぶん未来学』」など、やがて親となる若い世代に対しても、家庭の意義や役割について主体的に学ぶ機会を提供しています。

また、昨年11月には第二期県立高等学校再編計画を策定しました。今後は、県民の皆様の思いや期待に応えながら、とちぎの未来を切り拓いていく子供たちにより良い教育環境を提供していくため、計画を着実に推進し、魅力と活力ある県立高校づくりに全力を挙げて取り組んで参ります。そして、これらの教育活動を推進する上で、安全・安心な教育環境を構築することは教育行政の重要な役割であることは言をまちません。昨年3月に発生した那須雪崩事故を教訓とし、児童生徒の安全を第一に考え、二度と繰り返すことがないよう安全管理を徹底して参ります。

今後も、未来を担う子供たちが主体的に未来を創造して生きていくことができるよう、本県教育を充実させて参りますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

 

【2018年1月1日】

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