年頭ごあいさつ 全国ICT教育首長協議会

教育環境と校務環境への投資 三重県・鈴鹿市長 末松 則子

三重県・鈴鹿市長 末松 則子

鈴鹿市はモータースポーツの聖地として全国的に知られておりますが、教育情報化に向けては、平成21年度に市内全小学校に電子黒板を整備し、平成26年度にはICT教育推進モデル校として3校を指定するとともに、校内無線LAN環境とコンピュータ教室の整備などの取組を行ってきました。

平成27年度には「鈴鹿市教育振興基本計画」を策定し、鈴鹿の未来を担う子供たちが、急速に変化する情報化社会を生き抜く力を育むことを目標の一つとしました。

目標実現には、協働型・双方向型の授業を行える教育環境の整備や、教職員の校務効率化等の校務環境の整備が必要です。

そのため、平成28年度に教育情報化の方向性を示す「鈴鹿市教育情報化行動計画」、また平成29年度にはこの計画の具体的な整備方針をそれぞれ策定し、平成30年度から段階的な取組を始めます。

具体的には、小中学校40校へのセキュリティ強化を図った教育情報ネットワーク基盤の構築、校務情報化に向けた整備、学習用ICT機器導入(普通教室への拡大提示装置等の整備)といった教育環境と校務環境への投資を通じて、本市の教育情報化を推進して参ります。

 

【2018年1月1日】

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