大阪府堺市は平成25年度中に全93小学校に教育用タブレット端末を1500台整備、普通教室の無線LAN化も進める。既に各教室に整備されているデジタルTVと連携してわかりやすい授業を実現することがねらい。さらに、電子黒板用に整備済の教育用端末を校務用端末に転用することを含め教職員1人1台の校務用端末を整備し、校務事務の効率化を図る。これらの整備に向けた今年度当初予算額は2億1千万円。
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兵庫県姫路市は子どもたちの21世紀を生き抜く力を育むため、今年度新規で9640万円を計上。ICTを活用した質の高い教育環境実現を目指す。全小中学校の普通教室に指導者用PC、全中学校に電子黒板機能付きディスプレイ、書画カメラを整備。これにより全小中学校の普通教室に提示機器、書画カメラ、指導者用PCが整備されることになる。
さらにグループ学習等の協働学習で使用するタブレット端末も全小・中学校に導入する。今年度の整備台数は、4人につき1台+指導者用として計11台を各校に配備。なお大規模校には22台を整備する。
小中一貫した整備により、姫路市の小中一貫教育と情報教育を推進、子どもたちの情報活用能力を育む考えだ。
これら整備環境の活用に向け、教職員研修を体系的に実施。教員のICT活用指導力の向上を図り、「分かる授業」を推進する。
【2013年5月6日】
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