学校の「情報漏えい防止」を強力に支援
日立ソフトウェアエンジニアリング ソリューション営業本部 |
校務の情報化の進捗とともに、学校の情報セキュリティ構築が大きな課題となっている。個人情報が入ったUSBメモリの紛失・盗難などが問題視される中、「暗号化することでデータを安全に持ち運びできるUSBメモリ」の活用が学校で注目されている。「データを他のPCにコピーできない」秘文USBメモリ「秘文®AE CopyGuard」を提供している日立ソフトウェアエンジニアリング鰍フ松江芳夫部長に、その特徴を聞いた。
「情報漏えいしない仕組み」と「使い勝手の良さ」を追求
「USBメモリは学校の先生にとっても、手軽で有効なツールです。しかし、紛失や置き忘れ、盗難や誤操作、ウイルス感染など、情報の持ち出しから思わぬ事故が起こる可能性は極めて高い。ならば、他のPCには『コピー不可』にすることで情報漏えいを高い確率で防ぐことができるはず。それが『秘文USBメモリ』誕生のきっかけでした」と松江氏は述べる。
「秘文USBメモリ」をPCに差し込むとメニューが自動的に起動。持ち帰りたいデータを暗号化し、自宅に持ち帰る。「秘文USBメモリ」は、どのPCからデータを移動したのか記憶しており、「秘文USBメモリ」上のみで開き、編集・更新、保存することができる仕組みだ。家庭や外出先など持ち出し先のPCではコピー、印刷、プリントスクリーンなどができないので、外部PCに情報が残る可能性は一切ない。
万が一、盗難・紛失した際にも、パスワードを設定してあるため、専用ツールが起動せず、データは開かない。データは暗号化されており、閲覧できないため、情報漏えいの危険性は極めて低い。
USBメモリ上で「仮想職員室」再現
CopyGuard Lightならば単体でもすぐに使用できる |
「『秘文USBメモリ』のもうひとつの大きな特徴は、外出先のどのPCでも仕事ができる点です。ワード、エクセル、パワーポイントなどのマイクロソフトのオフィス製品ならば、PC環境に左右されずに学校の仕事の続きをすることができます」
USBメモリで「仮想職員室」を持ち運びできる、というイメージだ。単体でも使用可能なので、どんな環境でもすぐに使い始めることができる。
同社では、99年より企業等を対象としたセキュリティマネジメントシステム「秘文シリーズ」を展開しており、暗号化は国際基準を採用。セキュリティに厳しい銀行を始め企業、官公庁など、日本国内シェア約5割と、長年にわたる愛用者の多さがその品質の確かさの保証となっている。
「情報セキュリティとは、安心と安全の提供です。万が一、ミスを犯したとしても、情報が漏えいする可能性がないように最大限カバーできるソリューションが必要です。どんな環境でも、誰にでも簡単に活用でき、かつ確実に情報を守ることができる環境を、学校に提供していきたいですね」と松江氏は述べる。
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【2008年3月8日号】