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英語特集

学習意欲わくeラーニング教材
    〜中学生から高校生まで学べるTOEIC

南波幸一氏写真TOEIC®BridgeからTOEIC730点以上まで
 小学校段階からの履修も具体的に検討されるなど、グローバル化する経済活動に必須となった英語力。資格試験や推薦入試の加点にも利用される英検や、500を超える高等教育機関で単位認定されるTOEIC、海外留学時に求められるTOEFLが注目されている。塾・予備校1500教室を始め、公立・私立の小中高校50校や教育委員会に主要5教科対策のeラーニング教材「スクールe」での導入実績を持つギガビジョン株式会社は、10月よりTOEICテスト対策講座(e―sia)のASPサービスを新設、新しいコンテンツとして「スクールe」に加えて販売を開始した。馴染みやすいFlashアニメーションや充実した模擬問題、経験豊富な講師陣を収録した同教材について、取締役営業本部長・南波幸一氏にその特徴を聞いた。

 e―siaイントラネット版としては、既に立命館大学や熊本大学のほか企業でも導入済みだが、近年では私立中高一貫校からのニーズが増えているという。

 「学校案内や保護者向け説明会で在学生のTOEIC平均スコアを示す学校も出てきました。TOEIC対策は、学校の特徴のひとつとして注目されています。11月からe―siaの導入開始が決まっている私立の中高一貫校では、早速来年度の入学案内のパンフレットに学校サービスの一つとして紹介しています」

 e―siaには、中学生でも利用できるTOEIC®Bridge初級編からTOEIC730点以上を目指す「アメリカ・ヨーロッパ出張編」までの5コースを用意。全コースが1つのIDで利用できるうえ、学内でも自宅でも好きなときに学べるため、自分のペースで学習を進めることができる。

 ある中高一貫校では、中学校2年生から高校3年生までが週に1時間、学校内のコンピュータルームで利用。インターネットにつながったパソコンがあれば家庭でも同じように学習できることから、自宅で学習する生徒も多いという。

 「TOEIC対策の大きな特長は、Flashアニメーションを採用した疑似体験学習をASP化したこと。ASPサービスにより、校内・自宅のどこからでも利用できるようになりました。ゲーム的な要素も含まれているので、飽きずに楽しく学習できます。また、実際に行われるTOEICテストの出題形式に準拠した模擬問題1200問という配信数は、同種の教材では最多。十分に繰り返し学習ができます。ASPサービスの利用により、コンテンツの追加や改変の場合にも、管理者の手をわずらわせることなく常に最新の状態で利用できるのも長所です」

 臨場感あるアニメーション画面では、英文スクリプトや和訳、音声等表示のオン・オフが選択可能。さらに現場の声を反映し、管理者は受講者の学習状況をPC上からいつでも確認できるため、一人一人の進捗状況の把握や成績管理、オリジナル問題の作成・配布も行える。

英検対策も充実〜来年度中にTOEFL対策も
 同社では、「スクールe」のもう1つのコンテンツとして、旺文社「英検教本シリーズ」に完全準拠した「英検対策講義」のASPサービスも開始。この秋に「英検コース」準2級までのコンテンツを整備した。

 講師には、経験豊富な成蹊大学国際教育センター講師や慶応義塾中等部教諭、駿優予備校講師が登場。リスニングや面接試験のポイントをはじめ、勉強の仕方や受験に役立つ内容を講義形式で解説する。英検コースも一度の申し込みで4級から準2級までの各級を利用できる。来年に予定されている2級のコンテンツは、サービス開始次第、「バージョンアップ」として対応するため、新たに申し込む必要はない。同社では来年度中にTOEFL対策コンテンツの提供も予定している。

 

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