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「未来のローソン」にアイデア を出す子どもたち |
■夏休み中に給食メニューを!
お年寄りも使いやすく 株式会社ローソンは、創業30周年を機に「未来のコンビニを考えよう」をテーマに論文や作文、絵などの作品募集を行った。こども部門の優秀賞に選ばれた20名の子ども立ち3歳から12歳までが「こども臨時取締役会 未来のローソンを考える会」に出席、子ども達とに新浪剛史社長を始めとするローソン役員が、意見交換を行った。
審査員特別賞・林真理子賞を受賞した長瀬陽一郎くん(10歳)は、「ローソン製品『からあげくん』のニワトリをキーホルダーやお財布にする。名古屋の『みそ風味からあげ』などのご当地ものを期間限定で作る」という具体的なアイディアを出した。また、ローソン特別賞を受賞した山本夏未さん(11歳)のアイディアは、「移動笑顔コンビニローソン号」。会議では「買い物かごを小さくしたり、値札を大きく見やすくするなど、おじいちゃんやおばあちゃんたちが使いやすいようなローソンにしたい」と意見を述べた。
このほか、「大好きな給食が食べられない夏休みや冬休みには、コンビニで給食メニューを出して欲しい」「商品検索で欲しいものが一発で分かるコンビニ」など、様々なアイディアが生まれた。
ローソン代表取締役・新浪剛史氏は「30周年で何か記念になることを行いたいと考えていた。コンビニの将来の姿について、子どもたちのアイディアを聞く機会が持てるのは大変な刺激になった。今後も将来に向けた新しい取り組みを積極的に行っていきたい」と述べた。
ローソンの取り組み
新浪剛史代表 |
新浪代表 |
地域との取り組みでは、まず災害協定を挙げることができます。災害発生時に、契約した自治体から要請があった場合、指定の場所に食料品や生活用品などの物資を供給する内容の協定です。すでに岐阜県、新潟県、長野県、静岡県伊豆長岡市、東京都墨田区など多くの自治体と協定を結んでいます。帰宅困難者の支援という形で災害協定を結んでいる自治体もあります。
環境保全への取り組みでは、緑化事業活動として全国で植樹を行っています。2004年度には大分県中津江村、埼玉県大滝村、青森県青森市などで植樹を行いました。
和歌山県では、木造の店舗が2店あります。これは、地域共同事業の一環で作った店舗で、外装のほか内装や床面にも紀州材をふんだんに使用しています。
安全ステーションという面で見れば、コンビニは営業していることが安全ステーションとしての役割を果たしているといえます。夜に明かりのついた店舗は、暗い道を来た人にとって、ほっとさせる場になっていることでしょう。安全ステーションとしての役割を十分担っているといえます。
【2005年12月3日号】