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IPセキュリティ商品 「I-Pro」シリーズを発表 |
松下電器産業株式会社パナソニックシステムソリューションズ社は、IP(インターネット・プロトコル)ネットワークに対応したフルIPセキュリティ商品「I−Pro」シリーズを発表した。10月5日に同シリーズの第一弾商品「ネットワークディスクレコーダー」の販売を開始した。また11月1日には、同商品に対応したモニタリングソフト「PCソフトウェアパッケージ」を発売するほか、同月7日には同シリーズに合わせ「遠隔映像監視ソリューション」を発売する。
同シリーズは、「高画質」、「高信頼」、「高効率」、「ユニバーサルデザイン」をコンセプトに、ディスクレコーダーとしては業界初となるMPEG―4・JPEG双方の画像圧縮方式への対応や、ネットワークカメラのIPアドレスの自動設定、最大32台のネットワークカメラ映像の長時間記録等を実現する。商品の特長は、従来のアナログシステムと比べ、導入・維持総コストの抑制や遠隔・集中監視、柔軟な拡張性が容易になる点にある。また、同社の調査によると、今年度の監視カメラシステムの20%弱がIP対応になるものと見込まれており、今後の映像セキュリティシステムが従来のアナログシステムからIPセキュリティシステムへとシフトすることが予想される。同商品とソリューションは、ネットワーク上の各コンポーネントをつなげ機器間連携や省線化などを容易にする、IP統合ネットワークプラットフォーム「Sinapse―net(シナプスネット)」に対応している。
【2005年11月5日号】