学習指導要領の見直しについて検討している中央教育審議会初等中等教育分科会「家庭、技術・家庭、情報専門部会」(主査=間田泰弘・広島国際学院大学工学部教授)の第1回会合が8月に開催された。
小学校家庭科、中学校技術・家庭科、高校普通教科・情報の内容を検討する部会で、家庭分野について「小中高等学校の学習の系統性について一層の検討が必要」といった意見、技術分野について「ものをつくる過程を通して、必要な知識や技術を教えることが大事である」とった意見、物づくりを多く経験した児童生徒ほど、「『働くこと』への関心が高い」といった意見が出された。
【2005年10月8日号】