大分県は来年度から本格実施する「学校事務の共同実施」の試行をスタートさせた。
共同実施は、効果的・効率的な事務処理体制の確立と事務機能の強化などを狙ったもので、県内の全小中学校487校を中学校区を基本に、地域や学校規模により4から6校程度の単位で90のグループに分離する。そしてグループ内に拠点校を定めてその学校に共同事務室を設置し、グループ内の事務を決裁・審査する。
グループリーダーを中心に週1日程度共同事務室に集まり給与や旅費、市町村費に係る予算の執行などの事務処理を行う。
【2005年8月6日号】