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コンテンツ配信事業 25地域656校で活用中

JAPETが文部科学省から委託を受け、各コンテンツメーカーが参加、学校が有料でコンテンツを購入し学習に活用する「ネットワーク配信コンテンツ活用推進事業」が16年度から3年間の事業として実施されている。

 17年度も指定地域を9地域増やす予定で準備が進められているが、現在は25の自治体・656校(小中高校、聾・養護学校)が参加しコンテンツを学習に活かしている。

 JAPETのまとめによると、参加25地域のコンテンツ購入総数は、3284本で、上位50位のコンテンツ総数がそのうちの36.1%を占めた。その内容を分類すると、「素材提示型」と「総合型」が多く、「練習問題型」が後に続いた。

 教科別では、「算数」「全教科」が群を抜いて多く、「社会」、「理科」が続いた。

 また、学校種別では、「小学校全学年」用のコンテンツが最も多く、「小学校高学年」、「同低学年」、「同中学年」が続いた。さらに、購入傾向を「売れた価格帯」の視点から分析すると、5000円台のコンテンツが最もよく購入され、次いで2万円台、1万円台が続いている。

 1校あたりのコンテンツ購入数は平均5.2本、1校あたりの平均総アクセス数は394、1コンテンツあたりの平均アクセス数は86。



【2005年6月4日号】


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