IT教材標準化委総会開く
教科書に即した教材を
■共同で研究開発、サポート
毎日使っている教科書に即した教材を−−IT活用教材標準化委員会の第1回総会が12月9日に開かれ、教科書会社や教育用ソフトメーカー各社が参加。教科書準拠型のコンテンツ作成について意欲を語った。
同委員会は教科書のデジタル化、広範な教科書準拠型のIT教材の開発・普及を進めるため、それに伴って発生する本文、図版、写真の著作権処理の問題、各教科で見せ方の異なる教材のIT化のあり方の研究などを行っていくというもの。
今後、教科書に則したIT教材の開発に壁となっていることを取り除く活動を展開。次のような活動に取り組んでいく。
1教科書会社が提供する教科書、指導書、指導教具のIT化のサポート、
2教科書会社とコンテンツ開発会社のマッチングやコンサルティング、
3教育現場のIT化の調査、
4学校現場、教育委員会へのIT活用教材の提供、
5家庭と学校がともに使うことのできるコンテンツ提供をサポート。
なお、代表は原久太郎・NPO法人ゆーらっぷ理事長。委員長は井口磯夫十文字学園女子大学教授、事務局はラティオインターナショナル内。
【2004年1月1日号】