TOP>教育マルチメディア>ニュース |
愛知県立天白高校では、今年度教科「情報」を開始するにあたり、生徒の情報スキルの調査を行った。
1年生を対象に調査した結果、9割以上の生徒がインターネットや電子メールを利用しているが、コンピュータによる利用は少なくほとんどが携帯電話によるものだった。(電子メールを「頻繁に利用」「時々利用」合わせ、携帯電話によるものは83%、コンピュータによるものは33%)。
実際に授業でコンピュータを使ってみると、家庭にコンピュータのある生徒でも扱いに戸惑うことが多く、学校での体系的な指導が必要という結果となり、情報科の指導の重要性がうかがわせられた。
同県立時習館高校は、「情報B」の授業を行っている。学校周辺の名所をめぐる「ウォークラリーの計画を立てる」ことを教材としたときは、コースの距離を集計する作業を、手書きの表で行う方法と、表計算ソフトで行う方法と容易さや達成感を比較させた。
【2003年11月1日号】