全校校内ＬＡＮを整備−兵庫県宝塚市

　　　　　　　　　学校図書館ネットワーク化も　

　兵庫県宝塚市では、市立の幼稚園１２園、小学校２４校、中学校１２校、養護学校１校を所管している。教育用コンピュータに関しては、昨年度末現在でＰＣ教室に小学校約２１台・中学校約４１台、養護学校３台、また特別教室に小３台・中５台・養０、職員室に小２台・中３台・養２台、サーバー機は小中ともに２台、養１台が設置されている。
　ネットワークに関しては、各学校と教育総合センターを含めた教育のイントラネットを構築。容量の拡大を見込み、昨年の年明けから、ＮＴＴ神戸の中央ビルにサーバを据えた。また市内各校はすべて校内ＬＡＮが整備されており、ＡＤＳＬでインターネットに接続している（住宅地に位置する１校のみが光ファイバー利用）。
　また現在では９月にかけ、各学校の特別教室などに新たに６台のコンピュータを配置。１７年度まで増設を続けるという。
　さらに同市では今年度、各学校の図書館をネットワークで結び、図書の貸出・返却作業および管理を電算化する「学校図書館ネットワーク化事業」を開始する。予算約４０００万円をあて、小・養護学校にシステムを導入。従来からあるネットワークを活かした事業より、学校間を越えた図書の検索も可能となる。
　ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃｉｔｙ．ｔａｋａｒａｚｕｋａ．ｈｙｏｇｏ．ｊｐ／

（2002年９月７日号より）