校内LANへの接続
  教室数など綿密に調査


 毎年実施されている文部科学省の情報教育実態調査で、文部科学省は5月末に調査への協力を都道府県・指定都市教育委員会に依頼した。
 今回調査では、Web上のデータ入力用サイトに教育委員会・学校が入力する形になった。内容も新規項目が追加され、従来判然としなかった校内LANへの接続教室数、インターネットへの接続台数も集計される。
 新規項目では、教室、特別教室、職員室ごとのコンピュータ整備台数、LAN接続、インターネット接続の状況などが調査される。また、インターネット接続の方法として、アナログ、ISDN、常時接続の専用線、ADSL、CATVなどの接続回線の種類、64kbps未満、64kbps、128kbpsなど接続回線速度など綿密に調査される。さらに、コンピュータ周辺機器台数、有害情報への対応方法、学校特別料金の利用状況、ホームページ開設学校数、電子メールの利用状況、接続先プロバイダなども調査する。
 調査がまとまるのは、8月上旬の見込み。



(2001年7月7日号より)