第40回全日本技術・家庭科研究大会 開催
いかに指導、評価するか



 10月25〜26日、第40回全日本・関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会東京大会が開催された。主催は全日本中学校技術・家庭科研究会、関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究会、東京都中学校技術・家庭科研究会。東京と市区町村教育委員会が共催。
 「1001生きる力1002をはぐくむ技術・家庭科教育」を大会研究主題に掲げた今大会は、初日の東京都品川区立総合区民会館における全体会と、2日目の都内8校を会場した公開授業および分科会で構成された。
 研究発表では、三枝修・山梨県大月市立七保第一中学校教頭と、名古屋啓子・板橋区立高島第三中学校教諭が司会を努め、1001生きる力1002をはぐくむ技術・家庭科教育について3つの提案・協議が繰り広げられた。
 午後からの指導講評では、河野公子・文部科学省初等中等教育局視学官が「評価が今後問題となってくる。5月に公示された評価規準をもとに、何を指導し、何を身につけさせるか検討してほしい」と今後の課題を投げかけた。また渡1059康夫・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官も評価について触れ「生徒に対しての評価は、教師の評価にもつながる。TTやGTと連携し、評価についての研究を深めてほしい」と述べた。



(2001年11月3日号より)