ワーク・ライフ・バランス[わーく・らいふ・ばらんす]

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ワーク・ライフ・バランスとは、「仕事と生活の調和」という社会科学の分野に属する考え方をいう。「国民一人ひとりがやりがいや充実感をもって働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域社会においても、人生の各段階に応じて多様な生き方を選択・実現できる」ことを目指すこととする。

内閣府は平成19年12月に「ワーク・ライフ・バランス憲章」を策定し、少子化対策同様にさまざまな取り組みをし、考え方の浸透や推進に努めている。

欧米で普及した考え方で、アメリカやイギリスでは1980年ごろからあり、女性の社会進出に伴い広まってきた。男性は外で仕事、女性は子育てをしながら家庭を守るのが仕事という考え方から、男性も女性も仕事をする機会をもち、いずれも家庭人としての役割を担うという考え方への移行の現れである。

内閣府が打ち出している、働き方を変えてみようとする『カエル!ジャパン』キャンペーンには、平成21年4月現在、910の企業や団体等が参加して取り組みを始めている。



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