「冷凍食品の日」である10月18日、(社)日本冷凍食品協会は、都内で「夫婦で楽しむ冷凍食品パーティー」を開催。今回は料理に不慣れなシニア層の男性を中心に、冷凍食品に対する認識を改めてもらうことがイベントのねらい。
同協会が60代の男女1000人に食生活意識と実態を調査したところ、50・60代から料理を作るようになった男性は46・9%と約半数で、さらに調理をする既婚のシニア男性のうち週に1回以上妻を手伝う男性は28・7%となった。
第一部のPRイベントには、俳優の渡辺裕之さんと女優の原日出子さん夫婦が登場し、同協会の浦野光人会長を交えながら、冷凍食品へ対する誤解や上手な取り扱いについてトークセッションが行われた。冷凍食品について原さんは、「主に素材を買いそろえています。調理済みのチキンライスやチャーハンは、ご飯を炊き忘れてしまった日に重宝しています」と話し、子どもに作っている弁当の写真を見せ、チキンライスに卵をのせてオムライスにしたものが好評だったと紹介した。
浦野会長は、「冷凍食品はそのまま使うイメージがありますが、原さんのように一手間加えて使っていただきたいと思います。また、きちんとマイナス18℃以下の状態を保つためにも、購入時にはエコバックと保冷剤を持つことをお願いしたいです」と会場に訴えた。
第二部では、会場のロイヤルパークホテルのシェフが、冷凍食品を使って開発したシニア世代へ向けたレシピと、原さんが考案した「カボチャとサツマイモのサラダ」「から揚げのねぎソース掛け」など17品が披露された(写真)。
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【2011年11月21日号】