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平成21年度 健康教育推進学校
日本学校保健会が表彰

最優秀校の取り組み

 (財)日本学校保健会は、2月18日、日本医師会館で「平成21年度健康教育推進学校(21世紀・新しい時代の健康教育推進学校)」の表彰式及び、平成21年度事業報告会を開催。最優秀校6校、優秀校9校、奨励校1校、優良校77校が表彰された。

 今年度の最優秀校6校は、山形県・飯豊町立第二小学校、群馬県・高崎市立中央小学校、埼玉県・鳩ヶ谷市立わ小学校、栃木県・真岡市立山前中学校、青森県・県立青森高等学校、岐阜県・岐阜市立岐阜特別支援学校。  優秀校9校は、茨城県・日立市立大沼小学校、群馬県・富岡市立富岡小学校、東京都・足立区立上沼田小学校、富山県・黒部市立三日市小学校、熊本県・山都町立清和小学校、広島県・広島市立可部小学校、神奈川県・川崎市立宮前平中学校、富山県・小矢部市立津沢中学校、静岡県・県立焼津水産高等学校。


 奨励校は、埼玉県・川口市立並木小学校、優良校は岩手県・二戸市立石切所小学校他76校が受賞した。
 平成14年度から実施されているこの表彰は、現代の学校におけるさまざまな健康課題について、積極的に取り組んでいる学校を表彰することで学校の励みとなり、健康教育の推進につながることを期待して行われており、今年度の審査対象校は、昨年度の91校を上回る93校となった。

 最優秀校の取り組み概要は以下の通り。


【山形県・飯豊町立第二小学校】家庭・地域とともに健康づくりに取り組み、生活リズム改善・食育や、肥満児指導の「ぱわーセミナー」を健康教育サポーターと連携し未来への力になる「げんきっ子」を育てる。


【群馬県・高崎市立中央小学校】健康教育スローガンの実現を目指し、児童保健委員・給食委員・体育委員などが中心となり、日常的な活動を継続し、年5回の学校保健委員会では話し合い活動を充実させ、課題を身近なこととして考えられるようにしている。


【埼玉県・鳩ヶ谷市立を小学校】「食育」を基盤として子どもたちの生活習慣の改善や体力向上を目指した研究を進め、食育カリキュラム作成、栄養教諭等による食育の授業を通して、自ら進んで健康的な生活に取り組む児童の育成を図る。


【栃木県・真岡市立山前中学校】心身共に急激な発達・発育がみられる重要な中学生期に、家庭・地域社会の支援を得て、生徒一人ひとりが健康的な生活の向上に必要な資質や能力を身につけられるような健康教育を全職員で実践。


【青森県・県立青森高等学校】綱領「自律自啓・誠実勤勉・和協責任」のもと、郷土や国際社会の発展に貢献できるよう、健康でたくましい体と豊かな心を育む教育の推進に、教育活動全体を通して組織的・総合的に取り組む。


【岐阜県・岐阜市立岐阜特別支援学校】「げんきで なかよく がんばる」を合言葉に、「安心安全な教育環境づくり」「保健指導の充実」「運動習慣の形成」を柱として、自立と社会参加につながる健康教育の充実に取り組む。

【2010年2月20日号】