ＩＮＡＸはＷＥＢモニターによるアンケートという形で、２０代から５０代の持家または賃貸住宅に住む主婦を対象に、「年末の大掃除に関する調査」を実施した（回収サンプル数１２４１）。それによると年末の大掃除を毎年すると答えた人は、５６・３％で約半数。これを持家と賃貸で比較してみた場合、持家は５９・５％だったのに対し、賃貸は５３・１％と６・４ポイント低くなる。このことからマイホームの方が、家を大切にする意識が高いことがうかがえる。

　大掃除を全くしないという人は全体の２・７％に過ぎないが、その理由は「面倒だから」が５２・９％で圧倒的に高い。

　「大掃除は誰がするか」という問いでは、９９・３％が「自分」と回答。「夫」が手伝う家庭は５３・９％と約半数で、「子ども」が手伝うという回答は４１・８％となった。回答した主婦の９３・４％は、子どもの頃に大掃除を手伝っていたと答えていたが、自分の子どもになると手伝わせる家庭が半数にも満たないということが明らかになった。

【2005年12月17日号】

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