朝ごはん実行委員会(JA全中・JA全農)が、20代・30代の独身OLを対象に実施した、朝の過ごし方に関する実態調査(回収サンプル数834件)によると、「朝に弱い方だ」と認識している人が5割以上いるにも関わらず、ここ数年で約4割が朝型の生活にシフトしていることが明らかになった。
朝型にシフトした人の朝の主食を見ると、ごはん派が41・3%、パン派は34・0%で、ごはん派の方が7・3ポイント多い。また、生活リズムが夜型の人でも7割以上の人が、朝型に変えたいと望んでいることが分かった。これを朝の主食別に見るとごはん派の77・4%、パン派の71・4%が朝型の生活を望んでいる。
朝食を摂る割合は「毎日必ず食べる」が、一番多く47・7%。次いで「1週間に5〜6日ぐらい」19・3%、「1週間に4日ぐらい」8・4%となり、「朝食を食べない」人は10・2%。「毎日必ず食べる」と答えた人について、朝の主食別に内訳を見たところ、ごはん派のうち63・5%が毎日摂食、パン派の48・2%が毎日摂食で、ごはん派の方が15・3ポイントも高い。また、「朝に弱い」と回答した人の主食は、ごはん派が28・0%なのに対し、パン派は50・0%と圧倒的に高い。
【2005年12月17日号】