長時間・期間のテレビゲームのし過ぎが脳の機能にマイナス影響を与えるなどとする、いわゆる「ゲーム脳」の問題は、十分な科学的根拠に裏付けされたものではないため、適切なガイドラインを数年かけて調査・研究し作成するべきという提案が、財団法人イメージ情報科学研究所からさきごろ発表された。
同所の「ゲームソフトが人間に与える影響に関する調査委員会」が、識者20人に行ったインタビューを元にまとめたもの。人間に与える影響を生理学、心理学、社会学、情報学などの科学的根拠に基づいて作成するという。
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「ゲームと教育効果」
「青少年を取り巻くITの状況を考えている調査や意見を考える」
【2004年11月13日号】