教育家庭新聞・健康号
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青空で食がすすむ
さいたま・仲町小「仲良し弁当」
さいたま・仲町小 桜の下で弁当給食
 “桜と太鼓の学校”として地域からも親しまれている、さいたま市立仲本小学校(守富勝男校長、児童504人)で新学期最初の給食の4月12日、校庭の桜の下で弁当給食を食べる「仲良し弁当」が行われた。日常の教室を出て青空と桜の下で、新しいクラスの仲間と楽しい食事を通して、望ましい人間関係を築くのがねらい。平成9年からの恒例で子ども達も心待ちにしているという。

 この日は玉コンニャクとニンジンの煮物、エビフライ、キュウリとトマト、バナナなどの折り詰めと、おにぎり、牛乳。「普段なら大きい形では残りやすい煮物も、食べてしまう」と栄養士の岡崎敬子さん。「大人のお花見のまねができ、うれしい」と子ども達。

 「子どもは楽しい雰囲気の時ほど心を開く。そして仲間の意外な面を発見する喜びがある」と守富校長は目を細めた。




【2004年5月15日号】